sj_tomo さま ご意見 2008/12/3(水) 午前 2:02

 久しぶりのご意見箱新規記事です。

  sj_tomo さんの2008/12/2(火) 午前 2:06 から2008/12/2(火) 午後 11:53 までのコメントです


 激しい非難の声ばかりで当然だと思いますが、事実をもう少し分析しないといけないと思います。これから記載することはある一人の人間の戯言として聞いてください。警察が認定した衝突地点を覆すことは、極めて困難です。ブレーキ痕のねつ造と言いますが、ねつ造できるタイヤ痕とねつ造できないものは明らかに違いがあります。私も以前は交通事故の現場検証や交通事故捜査をしていた元警察官ですが、現場の写真や科捜研の鑑定書も見せていただきました。その上で持った感想は、「バスは完全に停止していたのではなく、徐々に前進(推定4〜5キロ)していたのではないか?」と言うことです。バスが急ブレーキを踏んだと仮定するなら、車体前部が沈み込みます。白バイを挟んでいたら、踏みつぶすような格好になりもっと違った破片の散乱状況にならなければ不合理です。


 ただし、タイヤ痕にもスリップ痕や、横や斜めにずれるズリ痕というものがあります。バイクの車重が軽いとはいえ、運動エネルギーは速度の二乗に比例します。衝突時の衝撃は相当のものがあったと認められます。タイヤ痕が左側に変位しているのは、この衝突エネルギーのためで、交通事故鑑定人の方も「急ブレーキ」に固執しすぎています。ねつ造だという証拠は何もありません。こういうバスには「エアーブレーキ」と言うものがあり、ブレーキをかけなくてもバスは自然と停止します。急ブレーキをかけているなら、同乗者が気付くでしょう。衝突地点はバスの停止地点の手前概ね1.5メートルの地点です。つまりタイヤ痕のスタート地点です。バイクのものと思われるタイヤ痕があります。バイクが進行してきた地点と考えて間違いはないでしょう。

 タイヤは衝突の衝撃で若干左を向いています。バスはバイクが来た方向と反対方向へずれています。タイヤが左を向いたとしても車体は大きく左に変位することはなく、そこに生じた差によってスリップ痕ではなくズリ痕が発生したものと認められます。つまり、バスは相当程度車線全体を塞いだ状態で徐々に前進していた。そこに高速度のバイクが突っ込んできたために、避けきれずに衝突したと考えます。過失はバイク(つまり白バイ)の方が大きいと考えて良いと思います。これで懲役刑はひどすぎます。警察や科捜研は、もっとあらゆるケースを考えるべきで、単一的に急制動をしたと断言してしまうからこういう結果になるのです。もっと勉強すべきです。

 結論として、バスは急ブレーキをかけていないと思います。エアブレーキにより1.5メートル程度で停止できるほどの速度で進行していた。つまり、徐々に進行していたと推定します。バスの運転手さんは気の毒です。道路に進出したときは、白バイは遙か遠方にたいと思います。なくなった白バイ隊員も気の毒ですが、バスにしてみれば既に道路に進出して徐々に前進している状態です。それだけ高速度の車両が突っ込んでくることを予測しろと言うこと自体が期待可能性の理論に反します。当然のこととして再審査請求をすべきです

 従って、タイヤ痕はねつ造ではないと思います。例えば、バイクのタイヤ痕にスレッドの痕(タイヤの溝)がありますか?これはバイクが転倒しながらバスに衝突したためにタイヤが路面とこすれて(引きずるようになって)できた「ズリ痕」です。バスが急ブレーキをかければ、バイクを路面に押しつけて引きずりますから、バスの右前輪の中央線側路面に大きな引きずり痕跡が生じます

 つまり、バスが衝突後に急制した痕跡がないということです。衝突地点付近にほとんど落下物がないのも特徴です。転倒衝突したバイクは左回りに回転しますが、衝突後にバスにはじき返された痕跡がありません。バスの進行方向へ引きずられています。バスの車体の下部(前輪の前付近)に突っ込んだと考えられます。路面に残された痕跡から読み取れます。可能性ですが、白バイ隊員はバスの右前輪付近に衝突した可能性があると思います。

 担当弁護士や交通事故鑑定人の方に進言します。バスが急プレーキをかけず、エアーブレーキだけで停止した場合、バス前輪のズリ痕の長さで停止できるスピードを実験してみたください。4〜5キロ(人がゆっくり歩く程度の速度)で停止すると予測します。対向してきた白バイ隊員の証言は不適切です。衝突地点付近は、バスの陰になり見えない可能性があります。私もレーダー免許は持っていますが、接近するバイクが遠距離にいる状態で、進行速度を見ることは無理ですネ。

 >>sj_tomoさんへのluv**smさんコメント
 エアブレーキは制動力を増すための補助機構ですよ。
 乗用車における真空倍力装置と同等のものです。
 エアブレーキだけで止まるという意味が分かりません。
 ブレーキペダルを踏めば踏む力の強弱に関係なくエアブレーキは作動しま  す。逆にペダルを踏まなければ全く作動しません。
 仮に排気ブレーキのことだとしても排気ブレーキはエンジンブレーキの効果 を強力にしたものですので制動力は駆動輪(後輪)にしか効かないので前輪 がロックしてスリップ痕ができるのは不可能です。


 そのほかにもハの字のブレーキ痕やタイヤ溝のないブレーキ痕という不可思議な疑問はたくさんあります。

 前輪をロックしていない可能性が高いと言うことです。スリップ痕とはタイヤが制動されて路面につく痕跡のことです。ズリ痕とはタイヤの横滑り状態が路面についたものです。タイヤ痕には全てスレッドの溝がつくと考えることが素人の方の発想なのです。排気ブレーキが駆動輪に作用するということは常識です。それだけでも大型車は停止します。バスの前部は後部よりも軽くできています。バスの前部が押された場合にはズリ痕が形成されます。ハの字の形状を注意して見てください。

 最初の衝突の衝撃でバスは左に変移します。衝突エネルギーがバスを押す状態が生じるからです。ただし、衝突後はエネルギーが加わり続けることはありません。タイヤはロックされていない状態で車両は排気ブレーキだけで前進します。ズリ痕はタイヤ痕のつき始めは左方向に押されています。その後はほぼ直線です。タイヤも金属のような硬質のものではありません。私も実際の事故現場でこういうタイヤ痕は数多く見てきました。間隔が全く同じでなければおかしいと言う意見こそ物理的に検証されていない証拠なのです。

 私も大型免許は持っていますので、排気ブレーキ(エアーブレーキ)のことくらい承知しています。ズリ痕の説明不足だったようです。これに似た痕跡にコーナリング痕があります。タイヤは制動以外の力でも滑るものです。清涼飲料水でブレーキ痕をつけたという仮説には無理があります。タイヤの真下までどうやって偽装できるのでしょう?また、バイクの転倒後の擦過痕跡をどう説明できるでしよう。擦過痕を平行にしかも直線的に路面を削ったと?完全に停止していたことを証明するにはタイヤ痕だけでなく、擦過痕も偽装だと証明しなくてはいけませんね。

                          以上。


 

1 luv**sm 2008/12/3(水) 午前 10:08


私は素人ですがタイヤに横方向の力が加わるとズリ痕が発生するのはわかります。
いくらバスの前側が軽いとはいえ前軸重が2tを超えるバスに白バイが衝突したとして1m以上のタイヤ痕が付くとは思えません。
バスの進行方向にできたほぼ直線のズリ痕なんてどうしたらできるんですか?
白バイが衝突した後もズリ痕を発生させ続ける大きな力が働いてたんでしょうか?
事故当時排気ブレーキを使用していたとは限りませんし、排気ブレーキは制動力こそありますが停止まで減速はしません。

2 ccvcc100 2008/12/3(水) 午後 7:55

父が生きていたころの話です。
白バイが父の車の後方に追突してきました。
数日後、箱菓子を持って上司と家に来ました。
前途のある若者なので今回の事故は無しにして欲しいと・・・。
父は怪我も無いことだし事故扱いにはしませんでした。
自分たちは良くて一般人は重罪。
警察って何なんだ?今回の事件でかなり昔の話とはいえ
当時者を探し出し、訴えてみようと思います。

3 世界の白バイグミ 2008/12/3(水) 午後 11:50

ほとんど道路をふさいでいたバスを見落とした事。

安全に停止出来ないのに、制限速度50km/hを超えて60km/hで走行していたこと。

白バイが信号無視で黄色点滅信号の交差点に突っ込んだ事。

白バイの過失は大きいとおっしゃる方は多いですが、

相手が「警察」でなかったら、片岡さんの裁判はどうなって他のだろう。

一般的な事例をご存知のかた、教えて頂けないですか?


4 支援人@高知 2008/12/4(木) 午前 10:21

sj_tomoさん

なかなかするどい感じもしますね
しかし、それならそれで現在の判決での認定とはまたかなり違った状況ですよね。

白バイがバスを押すのは自由ですが
押すにせよ、絡み合うにせよ1m20cmも押したと考える根拠を示して下さい

時速何km必要ですか?
60kmと計算できたならそれは新たな証拠になりますので県警黒岩部長に提出してあげて下さい
きっと会見を開いて発表してくれる事でしょう

新たに出てきた押せ押せバス事故ですね
全ての罪と過失を白バイの速度超過に持っていきたいなら
妥当な判断です。



5 dekunobou50 2008/12/4(木) 午後 7:29

はじめまして
わたしもバイク乗りですが、素人の仮説を聞いてください。
スクールバスと白バイの衝突時に白バイは、ブレーキでは回避できないと判断しアクセルオンしハンドリングでかわそうとしたのではないでしょうか。

停止していたバスをかわそうと右にハンドルを切りながら、なおかつ転倒とほぼ同時にバスと衝突したためにバスと平行の白バイの擦過痕が付いたのではないでしょうか。そして白バイ前輪が、バスのバンパーと右前輪の間に入ったためバイク車体が引っかかり停止したのでは?。

6 dekunobou50 2008/12/5(金) 午前 10:00

それらの力が働いたとすれば、白バイの運転手はバイクの左ハンドル方向へ投げ出されるとおもわれる。

投げ出された後、下半身がハンドル等に引っ掛かり上半身が、バスの正面に回り込むような形でぶつかったのでは?バスの正面、運転席の下にへこんだあとが有りますよね。

7 ton*ee*0*7 2009/1/10(土) 午後 8:13

支援活動をされている方々が今現在どのような見解をお持ちなのか分りませんが、私は「捏造説は早急に引っ込めた方が良い」と提案します。
マスコミが横滑り説を知ったら、その時点から捏造説を信じなくなるのは確実でしょう。
捏造説をこれ以上広めてしまうと後で大変だと思います。

8 ton*ee*0*7 2009/1/10(土) 午後 8:26

支援人@高知さん
実験してみなければ分りませんが、バスが1m以上動かされた(バス自体の動きも含まれている可能性がありますが)ということは、白バイの衝突エネルギーがそれだけあったのだと素直に考えてよいのではないでしょうか。
たぶん白バイは100キロ近い速度で走ってきたでしょうから衝突時でもバスを大きく動かせるくらいの運動エネルギーを持っていたと思います。
私は最初、白バイが高速で衝突したにしてはバスの破損が小さいなと感じていたのですが、横滑り説を読んでからは、バスが横にずらされることによってそのエネルギーを吸収したので破損が小さく済んだのだと納得しています。

私は警察・検察・裁判所に対しては悪感情を持っていますが、そういう私から見ても、捏造説は間違っているとしか思えません。
素直に横滑り説を受け入れるところから始めてみたら、捏造説に固執している人にも真相が見えてくると思います。

9 世界の白バイ組み 2009/1/10(土) 午後 9:07

ton*ee*0*7 さん、こんばんわ。
現在は次のブログがメインとなっています。ご意見、そちらにどうでしょう。(おせっかいながら)

高知白バイ事件=片岡晴彦収監中
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/



10 2009/1/11(日) 午前 2:51

はじめまして。

ここの留守を任せられている鉄と申します。

横滑り説を受け入れてみたらどうかというお話ですが、その前にton*ee*0*7さんの「横滑り説」とはどういったものかを旦那を含めて私どもに説明して頂かない事には話しになりやせん。

ton*ee*0*7さんの横滑り説と捏造説が冷静に議論できるのはここじゃぁ無理でしょう。旦那や私を信用していただけるなら新たにその場を用意いたします。

いかがですか?

捏造を誤認にすり替えて、再審を戦えば?と言う話なら私の出る幕ではありません。

世界の白バイ組み様

いつも旦那がお世話になっています。



11 支援人@高知 2009/1/14(水) 午前 0:59

ton*ee*0*7さん
そして皆さん
>捏造説は間違っているとしか思えません。
>横滑り説を受け入〜捏造説に固執している人にも真相が見えてくる

なるほど〜支援者に横滑りを利用して再審請求へ臨めと言う事ですかね?私は直接の支援者ではないので、再審に何を持って行くかは前々から気になっていますが、扉を開く為に必要であれば使えばいいんじゃないかなあくらいの気分ですがどうでしょう?
まず扉を開く事が今の支援者さんの目標だと思いますし。
それなくしてこの事故の真相を追究できる場所は今後ないと思います。ネット内で出ていた資料を見た限りでは横滑り説も相当こじつけているなあと思って見てましたが・・・(今は消滅して見えません)
LMさん達がどう考えているのか分かりませんが、再審の為に物証が必要だというのは誰でも同意できる点にはなりそうですね。



12 支援人@高知 2009/1/14(水) 午前 1:18

連投すいません

話を戻しますね
捏造は無い!が警察方々の発言であり、決まり文句ですが、
それは果たして現場の痕だけの話でしょうか?
実況見分調書や、供述調書、囁かれているようにソフトさえあれば画像を弄るのはお手の物でしょうし、裁判に都合のいい調書だけを使う。そして隊員に嘘の証言をさせる。
それらは今回身内の警察だったから出来た事でしょうし、これが一般人となっていた場合、裁判で同僚が60kmと証言してそれに反する第三者の方や事故現場に直面した事は間違いない学校関係者の証言が却下されている所がこの事故の一番の問題点です。
そもそも捏造説であろうが、横滑りであろうが、同僚隊員の時速60km走行の証言は破綻しています。

今となっては現場で本当に捏造行為をしたかどうかという点より、何故ここまでの包囲網で一人の人間を務所に送れたかというのが一番気になります。
公平な裁判をやり直して欲しいと願う人達からみれば捏造疑惑すら過去の事のように思います。
真の捏造はこの裁判事態が捏造だったのではないかと思えた高知白バイ衝突死事故です。


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