あと2日 2007/10/2(火) 午後 10:33

 2審の公判まで、あと2日となりました。

 いまだ即日結審の可能性を捨てきれません。
 
 もし そうなれば 控訴棄却か、地裁へ差し戻しか

 そうなれば、天国か地獄なんです。

 控訴棄却なんて「まさか」なんですが・・・

 「ない」と言い切れない。

 

 この事件は、なんと言いますか・・・

 本質的には「交通事故」裁判なんですが、
 判例違反?とか、量刑を争っているわけではないのです。

 相手が「訓練中の白バイ」であったことが、大きいな違いなんです。

 だからここまで「もめている」

 「法の下の平等」なんて青臭いことはいいません。

 「警察・地検はここまでできるのか?」なんです。

 
 18年3月3日 事故当日に誰かがビデオカメラでも持って駆けつけていれば、ここまで「しんどい」やら「腹が立つ」やら、お金の心配やら考えることは無かったかもしれません。今更なんですが・・・

 その反省に立って、片岡さんと支援者の皆さんはやれることはやってきて、ただ指を咥えてみた来たわけではない。それでも「不安」が残る。

 はっきりいって その理由は「司法」への不信です。

 片岡さんと私達がスリップ痕の存在を知ったのが去年の11月です。

 正直言って、事故当初より「闘おう」と言う声はありましたが、「交通死亡事故」としての対応を第一に、つまり、「相手の方は亡くなられているのだから」というスタンスを取っていました。

 長年スクールバスの運転手をして、子供好きで、そして生徒達に慕われていた片岡さんにとって、生徒達に怪我が無かったことを唯一の救いとして耐えていたといっても過言ではないでしょう。

 18年7月に1年免許取り消しの行政処分が下された時もその気持ちだったと思います。
 
 その後起訴され、今年6月に高知地裁にて「1年4ヶ月の実刑判決」。


 1年の取り消しで実刑・・飲酒でもない。暴走運転でもない。停まっていたに、この実刑判決です。

 私が「判決理由文」を読む限りでは、その実刑理由が「反省が無い」です。

 ひどい話です。「スリップ痕」まで作られて反省は出来ない。

 相手が白バイ、警察だからこうなったとしか思えないではありませんか!

 
 事故発生から地検の事情聴取までの8ヶ月間。マスコミに訴えるわけでもない。行政処分を受けても「不服申し立て」をするでもなく。公には「沈黙」でした。

 その理由は片岡さんに過失があったからではない。
 「相手は亡くなられている」それだけです。

 この沈黙が警察の「誤算」を呼んだかもしれない。

 ある人がこの事故に関して警察関係者に訴えたそうです。そのときの警察関係者の一言です。(時期は不明)

 「何で今になって騒ぐのか!(騒ぐのならもっと早く騒げよ)」

 この話は「裏」が取れていません。「噂」の領域を出ないものです。

 しかし、起訴までこちらの出方見をしていた可能性は十分にあると思います。だからといっても警察・地検、そして地裁の判決は「度」を越しています。
 
 彼らは何を考えているのか?

 組織。それも権力組織のこういった「犯罪」が絶えないのは、責任の所在の曖昧さにあるのではないだろうか?

 誰が責任を取るのか? 取らされた人は「不運で、不幸な羊」なのか?

 そうではないでしょう? この裁判に関係していない人も含め、警察・地検のすべての皆さんには組織全体の問題として考えてもらいたい。
 
 
  

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