久しぶりにもの申す その2 高知放送編 2008/7/25(金) 午前 1:27

 07年6月7日 高知地裁にて『1年4ヶ月の実刑判決』が片岡晴彦さんに下された。

 同年1月に始まったこの高知白バイ事故裁判において、一番関心を持っていたマスコミはどこか? RKC高知放送です。意外でしょう? 実はそうなんです。記者は公判の傍聴にもよくきていました。

 4回目の公判時だと記憶しているが、法廷に入らないでいた片岡さんの奥さんに声を掛けたのが、その記者。
「この事故はおかしいですよね・・・・」

 判決当日、法廷を出た片岡さんは記者会見を開いた。その記者会見の終了後RKCは片岡さんに単独の記者会見を申し込んでいる。興奮と緊張から体調を崩していた片岡さんはそれを断り、日を改めてということで地裁を後にした。

 その日の夕方のRKCニュースは私達にはある意味ショックだった。
 見事にバスのブレーキ痕が撮影されていた。それを観た支援者の一部が『スリップ痕が写っているじゃないか!(捏造じゃない)』と驚いて電話をかけてきたりした。
 しかし、私達は検察の提出した写真の分析をすでに終了していたから、RKCのスリップ痕映像にはさほどのショックはなかった。私なんかは「おもしろい映像がでてきた」と感じたくらいだ。

 では、何がショックだったのか?それは事故当日のニュースではブレーキ痕の映像は全く放送されていないのに、地裁判決の日はブレーキ痕が中心に放送されたいたからだ。
 「どうして、それを事故の日に放送してくれなかったのか?」この怒りにも近い想いは支援者の誰もが今も持っている。
 一般的に交通事故報道というものは事故の痕跡を流す。破損した車やブレーキ痕などだが、事故当日の報道ではブレーキ痕映像はなかった。高知新聞も同様にブレーキ痕の写真を掲載したのは1年以上あとだ。

 その放送を見て、私はRKC高知放送の記者の考えを探りたくなった。地裁公判中の様子や態度、単独インタビューの申し込み、そして判決の日の映像。 とにかくは、捏造スリップ痕を撮影してくれているのだから、RKCはかなりのブレーキ痕に関する情報を持っているはずだ。そういった判断から片岡さんと相談した結果、当初このブレーキ痕の放送タイミングに不信感を持った片岡さんや私達だが、単独インタビューの申し出に応じることにした。
 翌日、RKCの担当記者に連絡を取った。私の隣で片岡さんがY記者に電話で話す。向うの話し声は聞こえないが、片岡さんの言葉や表情から『いい方向』だとううことは伝わってきた。
 片岡さんはRKCの映像にスリップ痕が映っていることを話題にしばらく記者と話していた。
「向うも何か興奮した様子だったよ。来週の月曜日に会うことになった。」電話を切った後、片岡さんは明るい表情でそうわたしに言った。

 約束の月曜日。私と支援者と片岡さんの3人は高知市内に向かった。
 
 その時の結果を先に言えば、私達3人は高知放送の記者に見事な「すっぽかし」をくらった。
             つづく

以下07年6月7日。RKC高知放送報道から切り抜いた画像
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1 やまもと 2008/7/25(金) 午前 2:35
「すっぽかし」・・・・そういえば私もRKCの某ディレクターに
すっぽかしみたいな目にあったことが。
私が取材先とテーマを全部企画手配し・・・なしのつぶて。(それで見事に放送しやがった)
俺はいいからその貸しは晴彦さんの役に立つ事に返してちょうだいな!RKCさん。
2 jbh*2*47 2008/7/25(金) 午前 8:07
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E6%94%BE%E9%80%81
高知放送は、高知新聞が親会社。
1/4の放送されなかったスーパーモーニングの時は、ヤフーの番組表にはトップに載っていたのに、放送されなかったので、おかしいではないかと再三抗議。延長枠での放送で高知では放送されなかったとのこと。高知県民に見せないために延長枠にしたのがミエミエ。
なお、抗議したのは私だけではない。

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