沈黙の事情 2007/9/3(月) 午後 6:00 |
この事件が起きてから、1年6ヶ月。 いろんな情報が駈け抜けていきました。 今、その情報があちこちでリンクして新たな情報というか、私の頭の中でこの状況の理解が進んでいます。 なぜ地元メディアは動かないのか? 正確には、動けないのか?ですが・・・ 判決時のニュース映像を見ていて、とあることに気がつきました。 やけに「私服の警官」が多いこと。 そして事故を起こした白バイの所属先 今回の相手はただの「警察」ではないのです。 警察署と県警本部 似てるようで大きな違いがあります。 現場にいた報道記者たちは重大な事実を知っていたと仮定しましょう。そして現場の警察官達もそのことは承知していたとします。 つまり、マスコミがいることを承知で大胆な行動に出たと仮定すると、地元メディアの現状が少しは理解できてきます。 恐らく、「天の声」めいた何らかの申し出があり、それを地元メディアの上層部は「政治的判断」とでも申しましょうか・・「影響が大きすぎて報道できない」とかいったような判断をしているのではないかと考えています。 その是非はここでは申し上げません。 今回の事件は所轄の警察官の個人的資質によって引き起こされたものではありません。 そういった所轄の不祥事なら地元メディアもさほどの遠慮はしないでしょう。 県警捜査費問題終盤で高知県庁職員や高知県知事が感じた想いを今実感しているところです。 で 私も「前の記事」にて、記者の個人的な問題は追及できても 組織としての地元メディアに関してはこの程度しか言えない。 ただ 私がどういう思いで地元メディアを眺めているかと言うと 「あきらめ」です。 知りえた事実が重大すぎて、公表できないなんて皮肉なことです。 |