仁淀川町議会便り 2008/2/8(金) 午前 1:03 |
今日、仁淀川町の議会便りが発行されました。 07年12月の定例議会において、3人の議員がスクールバス事故に関して執行部へ質問。 また、町長も『諸般の報告』のなかでこの事故に触れています。 時間の都合で質問の一部抜粋でご了承ください A議員質問 運転手は高裁で提出した新たな証拠が却下されたため、民事で今一度審議してもらうため事実関係を争いたいと言っている。 連帯責任のある町も事実関係を争い、証拠、証人を大切にしていくべきでは?(補足 民事裁判の内容はこちら高知新聞記事 執行部答弁 当初答弁書(裁判所に対する)には、町・運転手とも、請求の原因、事故の様態等を認め損害額を争うとし、町の方針は変わっておらず、証言者を無視するとは思っていない。 刑事での状況を見守りながら進めていく 少し 補足しておくと、民事裁判当初は片岡は『できる限りの保障を』と言っていた。気持ちはわかるが、これは無実を争う被告側としては???である。今回の民事の被告は片岡と仁淀川町の二人なんだが、その仁淀川町は片岡の言うところの「できる限りの保障」=「事故の様態等を認め損害額を争う」と解釈した?のでしょう。(難儀な・・・・)このすれ違いは最高裁判決後も続くのだが・・・ まあ これ以上ごたごたを詳しく書くには早いので、記事内のリンク先を参考にしてください。 B議員質問 1審の判決を不当判決とする被告は、裁判の決め手となったスリップ痕は県警の捏造として、解析書などの証拠採用を求めている。 28日の高知新聞の記事は非常識だ。反省を求めるべきでは? 執行部答弁 事実関係を争う立場にない C議員質問 スクールバス事故の県警による実地検証写真は運転手本人に確認させていない事実に反することが、判決の元になっている。 町は県警に対して異義を申し上げるべきではないか? 執行部答弁 今までも質問があったが、過日の議員協議会でのことを踏まえ、事実関係を争わないということだ。 何回も言うが、仁淀川町は民事裁判の被告なんだが・・・・ 『諸般の報告』(町長) 民事裁判(スクールバス事故の)は高裁判決後に運転手から、事実関係は認めないとの申し出があり、町は議員の意見も聞き、今後は運転手とは主張を異にし、裁判を進めることになった。 今までの担当弁護士は辞任したので、町村会に新たな弁護士の選任を依頼し、高知市内の弁護士に引き受けていただき、対応することになった。 難儀な話でしょう? 片岡さんとバス所有者の町が1億5千万円の損害賠償を請求された裁判で、方や事実関係=事故の形態を争うといい、方や事実関係=事故の形態は争わないが損害賠償額は争うという話です。 B議員の質問 「18年6月のスクールバス判決は一方的で不当だ。抗議すべきでは?」 町長答弁 「事実は片岡さんの言うとおりと思う。」 「心情的には気の毒だが争う立場にない」 B議員の質問は刑事裁判に関するものであるから、その点に関しては『争う立場にない」でもいいが・・・ 刑事裁判においては事実関係は「事実は片岡さんの言うとおりと思う。のに民事裁判では事実関係を争わない?! う〜〜〜ん 政治的判断? |