公道上の訓練 2007/10/15(月) 午前 0:46 |
ブレーキ痕捏造理由を前の記事のコメント欄の質問に答えていて、もう少し詳しく書きたいと思っての記事です。 ブレーキ痕が出てくるまでは、ほんと裁判で闘う気など無かった。 行政処分も納得のいくものではないのですが、『相手が亡くなっていることを思えば』と取り消し処分も受け入れた。もちろん公聴会では意見を述べましたが・・ 思えば、ブレーキ痕がなくても今回の事故の過失割合は「8:2」で圧倒的に片岡さんが不利なんです。相手の『前方不注視』や『高速運転』が認定されても死亡事故ですから6:4はかなり苦しいし、5:5なんて無理に近いと思います。 ただ それは 右折車線で衝突したという事実が認定されない場合です。それが認定されると・・・かなり片岡さんの過失は減ると考えています。 その辺は事故のプロである警察が知らないわけいでしょう。 ブレーキ痕捏造と言う『暴挙』に出た理由の一つは衝突地点を変えるためです。 「ここでぶつかった」と主張するためには「ブレーキ痕」が必要ねワケです。 それにしても・・・?と考えているうちに、事故現場付近は『訓練場』であることが、私の頭の中で『捏造』とリンクしてしまった。 で「白バイ 訓練」とかごそごそネット検索していると例の通達がHITしたんですね。 「ああ こりゃ必死になるわけよ」と納得した次第です。 まず 自分が県警または交機隊トップとして考えてみてください。 自分が県警本部幹部をしている時に、白バイ訓練中に死亡事故が発生したとしたら、 [[「裏金問題」でマスコミや世間に叩かれているうえに、このような『訓練中の事故』などとんでもない。事故を隠せ!]] そう考えたとしたら・・・まだ警察組織への認識が甘い(スミマセン) 彼らのトップは『人の噂もなんとやら・・・』で世論などそれほど気にしません。2年経てば別の部署なんですから。 では なにを第一に考えるのか? 『誰が責任を取るのか?』でしょう。 事故原因が訓練中の安全管理に原因があった。それも警察庁から「事故を起こさないよう訓練しろ」と言われた矢先です。 これは 県警のその『上』から怒られますよ。「上」からおこられたら誰かがせきにんとらなくちゃいけないのが組織です。警察庁から怒られるのは「現場」ではありません。 「本部長」クラス・・幹部級でしょう。 現場が責任取らされる時は『下』、つまり私たち『民』から『怒』の時です。 「官僚」屋『役人』と言われる人達。この人達が一番嫌がることは『責任』をとるってことです。 で、現場に捏造を指令する・・・ばれても 「現場の独断」ということにできる。 もっと単純に「これ以上本部長に傷をつけたくない」と考えたのかもしれませんが・・・ 現場に押し付けて、とりあえず「ばれた時の責任者」を確保しておく。 その責任者を手元に置き、組織を裏切らないように管理する。 書庫法廷秘話 に書いてあるとおりに、事故当日の土佐署での様子。そして、事故の相手(交機隊白バイ)場所、形態。警察庁の通達。裁判官やマスコミへの圧力。 以上を考えると『土佐署の暴走』とは思えない。だから途中から『土佐署』への批判は控えたつもりです。 県警、正確には県警本部に怒りを感じているし 、裁判官や地元マスコミの『保身』にも腹が立っている。 |
1 | littlemonky737 | 2007/10/15(月) 午前 1:02 | やっと『リンク』のやり方がわかった 上の記事の『法廷秘話』クリックすれば関連記事へいけます。 |
2 | littlemonky737 | 2007/10/20(土) 午前 4:16 | どこかの掲示板でこの記事が「一部」引用されたようです。 情報提供者によると「かなり恣意的な引用」だと言うことです。 まぁ さほど気にはならない・・と言えば嘘になりますが、このブログをきちんと批判的に書いてくれること自体は歓迎ですね。 議論の広がりと深まりの期待が持てます。 |