一年を振り返ると・・・ 2007/6/3(日) 午後 4:36 |
この記事は高知の白バイとスクールバスの裁判に関連しています。 判決まで あと4日。 判決を考えると、ちくと 不安で胸がキューンとなる。 運転手は落ち着いていますね。 彼の奥さんは「怖い」と言っている。 去年の7月に「横断等禁止」の道交法違反2点 重大な過失による死亡事故の付加点20点。計22点で 免許取り消し1年 同じく12月に「業務上過失致死罪」に起訴されて 今年5月15日で「反省の色無し」と禁錮1年8ヶ月の求刑。 反省の色を示すってことは、過失を認めることであり、捏造されたスリップ痕や不当な現場検証を認めることになりますから、運転手にはできるわけが無い。 めちゃくちゃな起訴をしてよく言ったもんだ。 第5回公判の「被告人質問」の最後に裁判官が 「被告人は法的責任をかんじていますか?」 と尋ねたが・・・ とにかく、相手は亡くなっているのだから そのご遺族の前で、彼は「責任はありません」と言えるような人ではない。彼でなくても言えない人は多いと思う。 裁判はそんな甘いものじゃないかもしれません。相手側への配慮はえてして不利なものになる場合があります。 運転手はその返答に困って、答えがはっきりしないものになり、 後で弁護士のフォローがはいりました。 「きつい質問だ」と聞いてて感じました。 「こりゃ 裁判官がいい心証を持ってない(運転手に)」 とも感じました。 もし、裁判官が「道義的責任を感じていますか?」と聞いたなら 「もちろんです。」と 運転手は即答していただろう。 彼は道義的責任を果たそうとしました。 保険金支払いに関する過失割合は「100:0」でよいと言っている。 四十九日にも行くつもりでいたが、人を介してご遺族から断られている。 (ほんとにご遺族が運転手が「謝罪にくること」を断ったのか。これすらも疑いたくなる。) 信じられないかも知れませんが、今でも毎日、彼は仏壇に向かって白バイ隊員の冥福をいのっています。 |