第6回公判傍聴録 その2 2007/5/18(金) 午前 0:09

(この記事は高知で起きた白バイとスクールバスの事故に関連しています。)

 3、論告求刑

 検察の論告求刑は時間にして約25分。検察官Bの口調はいつに無く早口でメモが追いつかなかった。

 いま そのメモを整理しているんですが・・・自分で何を書いているのがわからない(スミマセン)。

 で順序が違ってくるんですが、はっきりとメモが残っている部分から書いていきます。

 証人Cの証言に対する検察の意見

 証人Cの証言内容は 第4回公判録 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/2174807.html をみて頂くとして、この証言に対する検察の反対意見を書きます。


 ○証人は事故当日土佐署での目撃調書を取られた際に、言ってないことをこの公判で言っている。事故後1年以上経過して、記憶も曖昧なはずだ。この公判における証言は信用できない。

    補足 証人Cは「警察では聞かれたことのみに答えた」と証言している。

 ○証人はバスと白バイが衝突前後、バスの後ろを数台の車が通過したと言っているが バスの全長と車道の幅を考えると不可能である

    補足 (書庫 画像一覧)の中の「現場写真」をご覧ください。
    加えて証人は「バスは斜めに停車していた」と証言しています。

 ○証人は急ブレーキは掛かっていないとしつつも、写真に写っているスリップ痕をスリップ痕と認めている。矛盾した証言だ。
  
    補足 ・・・・あきれてものが言えない。
 

 検察官は以上のことから次のように述べた

 ○証人は遠足の引率責任者であり、生徒や保護者や町に対して生徒の安全に対して責任を負っている。
 その責任を回避するために自分に有利となるように証言したものである。信用に値しない。
               以上

 今回の事故において、引率の教師たちに何の過失があるのか?
 証人が検察の推察通りの人物なら 証言台に立たないと思います。

 最後の検察の意見は証人を侮辱している。予想された言葉だが、ひどい理屈だ
 
 また、生徒や保護者の前で、保身に走り、事実に反することを証言することの方が教師として致命的でしょう。

 次回は 証人Dの証言に対する反対意見を書きます。

 

1 oce**n1616 2007/5/19(土) 午後 0:29
「調書記載事項以外の証言は信用に値しない。」 は検察にあるまじき論証。また、「引率の教師たちは、自らの責任を回避するために自分に有利となるように証言したものである。」も同様、屁理屈を理屈としてこねる、えらっそうぶった検察の横暴面を想像するに易いかと思います。

2 littlemonky737 2007/5/20(日) 午前 0:31
ありがとうございます。検察の論拠になんら客観性を感じられない。今日この頃です。スミマセン。酔ってます。

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