判決当日 2007/6/7(木) 午前 9:09

 ついに 今日 地裁判決が下ります。

 
事故から1年3ヶ月。

 地検で運転手が「スリップ痕写真」を見せられてから7ヶ月

 今年1月から6回の公判を重ねて 今日に至りました。

 ある人が今日の判決について一言

 「この公判は 裁判官が一人だから・・・」

 彼は、「裁判官が3人であったなら、かなりの確率で判決は有利なものになるだろうが、」

 と言う意味のことを伝えたかったのだと思います。

 また 弁護士さんは結審の後

 「無実の人間がこのようなことになるのは許してはならない」

 と話していました。


 

 この判決で 事故のホントの原因は語られることは無いでしょう。

 運転手が「無実」。では、亡くなられた白バイ隊員が「有罪」か

単純な2者択一をしているのではありません。

「運転手が悪いのか 白バイが悪いのか」それを言うために、

 このブログを書いているのではない。



 この事件に 関わってきて思ったことがある

 
事故は 公道での訓練中の事故である

 公道での訓練中は「安全」への配慮がもっとも求められます。

 それを 怠っていた県警に事故の責任がある。

 亡くなられた白バイ隊員に対する責任は県警にある
 
 その責任を バス運転手に転嫁するための

 「スリップ痕」捏造でしかないし、

 ご遺族への「支援」の名を借りた過剰な関与だ

 

 この事件は「被害者」ばかりだ。

組織上部の「軽い判断」が、下に降りるほどに、雪だるま式にでかくなり、

気がついたときにはこの有様。

雪だるまに巻き込まれた末端の警察関係者はお気の毒。

 検察は「その転び」を止めるどころか、手のつけようが無いほど
 
 大きくしてくれました。

 
 警察も検察も 

 「いつもの流れに沿って」仕事をしたことが原因だ。
 責任感のセの字も無いから こうなった。

 



     

 

1 littlemonky737 2007/6/10(日) 午前 2:13
裁判官まで 自ら進んで 雪だるまになりましたね。

裁判官がこれでは 救いがようがない。

2 iiojyun 2007/6/10(日) 午前 9:37
一市民のスクールバス運転者を甘くみて、見下している。
‥これが、事故の当事者が大きなバス会社のバスであれば、事故係や顧問弁護士が駆けつけるものだから、展開は少し違っていたかも知れない。
県警・地検は人を甘く見た、裁判官も人を甘く見下した。
‥判決前日6日の朝日高知版や当日のスリップ痕偽造現場のTV放映がなされるとは、思いもよらなかった。
‥判決は、当事者が無実を訴えているその内容を検討していない。
‥この判決が、社会にそのまま通るのは恐ろしいことである。

3 littlemonky737 2007/6/11(月) 午後 2:54
ほんと 判決理由を耳にしたときは信じられない思いでした。
公判を傍聴してきたから 余計にそうでした。

いくら 高知の田舎とはいえ このような判決がまかり通るとは・・・

怒りを通り過ぎてます。

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