弁論要旨 その6 2007/6/1(金) 午後 2:48 |
この記事は高知での白バイとスクールバスの事故裁判に関連しています。 さて ここからは問題のスリップ痕に関連してきます。 4 さらに問題は C地点で衝突後バスは急ブレーキを掛け、2.9m進行し。左1.2m 右1.0mのスリップ痕を残して停車した。 と言う検察官の主張であります。 ○ B地点から0発進したバスが6.2mを5〜10km/hで移動して、 D地点で上記のようなスリップ痕を残すのは理論上も経験則からも考えられない。 ○ また スリップ痕という重要な痕跡があったなら、被告人を立ち合わせ、それを指示している写真を撮るはずだが、その写真がない。 ○ 事故後、被告人は身元も確かで、証拠隠滅の恐れも無いのに緊急逮捕をして、土佐署に連行し実況見分に立ち合わせていない。 また事故の直接の目撃者である証人Cを土佐署へ連れて行き、現場での実況見分に立ち合わせていない。 これは異常である。 ○ その後1時間11分後。現場からバスや散乱した破片等を撤去した後に実況見分を始めている。 マスコミからの保護と言うことで、車から降ろさずに、車内からBやDの地点を指示させ、それを撮影し、これをもって実況見分に立ち会わせたように見せている。 マスコミからの人権保護よりも、捜査上の人権保護(防御権等)が優先されなければならない。 警察が被告人がスリップ痕を指示していると言う写真は Dの停車位置を指示しているもので。スリップ痕を指示したものではない。 補足(事実被告人とスリップ痕が一緒に写っている写真はない。) 検察は 「スリップ痕が看板の影に入ってしまい、写っているが見えないだけ」 と 言い訳している。 以上、弁護士から配布された「弁論要旨」を要約したものです |
1 | iiojyun | 2007/6/1(金) 午後 8:11 | スクールバスの運転手は右折のため、予め徐行し停止して車道上で待機していたのであって、急ブレーキを掛けてもいないし、急停止してもいない。 だからスリップ痕も存在しない。 ‥実況見分用の車からスクールバス運転者が車道に降りた場合には、急ブレーキによるスリップ痕を指示するはずがない。 そこで、捜査機関(警察・検察)は実況見分用の車にスクールバス運転者を乗せたままの状態で、Dの停車位置を指示させた。 スクールバス運転者のその指示行為をもって「スリップ痕を指示した」と捏造しているように読めるのです。 |
2 | iiojyun | 2007/6/1(金) 午後 8:16 | ☆(続)そうであるから、スクールバス運転者とスリップ痕が一緒に写っている写真がないのです。 |
3 | littlemonky737 | 2007/6/1(金) 午後 9:01 | 検察の提出してくる証拠等はヒドイもんです。 よくぞこれで起訴できたもんだ。起訴した副検事は公判途中で転勤するし。後任の検察官もお気の毒なことで。 |