弁論要旨 その7 2007/6/2(土) 午後 8:03 |
この記事は高知での白バイとスクールバスの裁判に関連しています 「弁論要旨その6」でスリップ痕の写真を掲載しました。 以下 その「スリップ痕」に対する弁護士の意見です。 @ 実況見分調書を作成した警察官Hは、スリップ痕の最後がお玉杓子状の黒い玉になっているスリップ痕について 「こういうスリップ痕はあまり見たことが無い」と言い さらに 別の写真では「お玉杓子状の黒い玉」が無いことの関係について 「黒い玉があるほうは。タイヤが濡れていてまだ乾いていない状態であり、」 「黒い玉が無いのは、バスを移動させて時間がたって、乾いた状態だ」 と証言している。 参照http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/7974700.html この証言内容は、検察官主張のスリップ痕なるものが人工的に作出されたものであることを示唆している。 A さらに この事故を目撃している証人Cとバスに同乗していた証人Dは、ともに 「バスは急ブレーキをしていない。Dの地点で停車中に白バイが衝突してきた」 と自信を持って証言している B このスリップ痕が存在していたかどうかは。弁護人請求の検証を行えば明白になると考えていましたが、以上の証拠で完全に証明されたのであります。 以上の証拠を総合的に見れば、本件事故直前バスは動いておらず、 従って急ブレーキを掛けておらず スリップ痕も存在せず D地点に停車中に突然白バイが衝突してきたことは明白。 スリップ痕は白バイ隊員をかばうために 警察官によって偽造されたものである 以上は 弁論要旨を要約したものです。 次回は 被告人の自白調書についてからです。 |